NEW DIRECTION

アラサー女子の心の中と外。

ミニマリストになること

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今年の夏、今の部屋に住み始めて3年半くらいでした。

所持品がクローゼットに収まりきらず、部屋の隅っこに出しっぱなしになっていました。

趣味の登山用のかばんや、あまり大事にはしていない服。

毎日それを見て、もやもや…。

掃除機をかけるのも、前より億劫。

私はそれを部屋の狭さのせいにしていました。

確かに普通よりは狭いです。

引っ越そうか、

でも立地がいいから動きたくない。

ものが溢れる部屋で仕方なく暮らす毎日。

もやもやしていたある日、

ひょんなことからミニマリズムに出会いました。

あるインスタグラマーの方の書籍を本屋で見つけたのです。

その方は、私の部屋と同じくらいの広さの部屋で、快適に、おしゃれに暮らしていました。

ロードバイクを部屋に置いてました。

たまげました。笑

そして、所持品を見直そうと決めたのです。

まずはややコレクター化していた服と食器。

食器は捨て、服は売れそうなものはメルカリとリサイクルショップへ。

この2つを見直しただけで、かなりスッキリしました。

そこからものを減らすことが楽しくなりました。

プリンターやマットレスなど、結構スペースを取っていたものは、手放すとかなり空間がスッキリするので気持ちよかったです。

ただ、途中まではこんな感じでミニマリスト路線を走っていたのですが、徐々に方向転換してしまっていました。

インスタグラム で参考にする写真が、「ミニマリスト」→「スッキリした部屋」→「一人暮らしの小洒落た部屋」と変わっていってしまっていました。

途中からはものを手放しつつ、新しい「ばえる」ものを取り入れるようになりました。

生活感を出したくなくて、収納場所をいかにきれいに見せるかを考えるようになっていました。

そして昨日、実家に帰りました。

お風呂上がり、ボディクリームを手に取る際、思いました。

「え、楽ちん。」

座ったソファから手が届く台にボディクリームが置いてあっただけです。

一人暮らしの部屋では、かがんで、トレイを引き出してそこから取っていました。

別に面倒というほどではないのですが、その時思いました。

「生活感を消すのに必死だったけど、私はこの楽さを優先したい」

ミニマリストのしぶさんも、面倒くさがりだからこそものを持たないみたいなこと言ってました。

ちょいと物を買い足し始めてたので、途中で気づけてよかったです。

元々は、掃除機をかける気になれる部屋にして、少ない物でストレスフリーで生きるためにものを減らそうと思ったんだった。

来年、あの部屋に戻ったら、また所持品たちと向き合いたいと思います。

あと、インスタグラム を見る回数も減らしたい。笑

人を羨ましがるばっかりで、今の自分の周りにあるちいさな幸せを見逃しがちに。

私の部屋のミニマル化はまだ始まったばかり。

来年の今頃どんな風になっているか楽しみです。

それでは、良いお年を。

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